健康なときはいいが病気になった時は、おひとりさまの大変さが分かる

おひとりさまで生きていくという生き方は、最近では珍しい生き方ではなくなってきました。

時間、そして、お金も自分のためだけに使える。そんなおひとりさまの将来をあえて選ぶという方も増えてきました。しかし、この考え方には、実は落とし穴があることが分かってきました。

例えば、親族と疎遠のまま独身生活を送るようになった場合、定年後、郊外に引っ越そうとしたら、賃貸住宅の家主から「身元保証する人がいないと貸すことができない」と断らられてしまうことも多いのです。

また、それだけではありません。おひとりさまの場合、介護施設に入るとき、病気で入院をするとき、身元保証人という壁があります。

こうした中、おひとりさまからお金を受け取って、身元保証を請け負う団体というものができています。しかし、大手のそういった協会が先日破産してしまったということで、このおひとりさまの保証人問題は深刻な自体になっていると言えるでしょう。

おひとりさまが病気になった時に頼る人がいないというのは深刻な社会問題でもあります。

このように「おひとりさま」である、単身の高齢者が身元保証人がいないということを理由にして、介護施設や病院への入所・入院を断られてしまうケースは実は非常に多いです。

これはなぜなら、施設の場合は、事故や死亡時の緊急連絡先や入院費・利用料の滞納があった場合、確保できないという問題があるからです。しかし、少子・未婚化が進んでいるという中で、保証人になる家族がいない高齢者は増えていっている状態です。

そこで、今、新たな保証の仕組みを検討する時期に来ていると行っても過言ではありません。

以前までは、日本では家族同士の支え合い、そして親戚同士の支え合いという形で成り立ってきました。しかし、結婚をする若者が減ってきているということ、結婚生活をする以前に安定した職業について、人生を送ることが難しい若者も増えてきているということで、この支え合いが成り立たなくなってきているのです。

おひとりさまは、若い頃はとても気楽でいいけれど、将来的に困ってしまうのはこの保証人問題です。保証人については、今後会社が新たに出来上がる可能性は高いですし、保証人のシステムが変わる可能性もあります。しかし、ひとりきりになり、そういったシステムを使いこなせるのかという問題もあります。

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