半熟の目玉焼きを作るのは難しい。

先日テレビを見ていたら、あるタレントさんが奥さんの作る目玉焼きを紹介していました。

写真を見ると、本来の形には程遠く、お世辞にも美味しそうとは言えないもの。

「結婚して20年も経つのにこうだから」と笑い話にしているので問題はありません。

その時に、ふと思い出したことがありました。

我が家は夫婦そろって半熟卵が苦手。

目玉焼きもひっくり返して、両面しっかり焼きます。

それが我が家の目玉焼きです。ですから、当然のように娘にも同じものを作っていました。

時は経って、娘が高校生になった時、料理番組で丼物の上に乗った温泉卵を見て、「わー、温泉卵、美味しそう」と言ったのです。

私はびっくりして、半熟の卵が好きか尋ねると、固焼きより半熟が好きと言うではありませんか。

もちろん目玉焼きも半熟が好きと。

しかも、言わなかった理由が、半熟にするのは難しいと思ったから。

「えー、難しい?」娘の言葉に唖然とするばかりでしたが、卵を半熟にするくらい簡単な事なので、翌日からは娘だけは半熟にすることにしました。

翌朝卵を割って、1つは半熟、そう自分に言い聞かせながら、同時進行で他の家事も進めていました。

目玉焼きも出来上がりお皿に移そうとした時、全部固焼きになっている事に気づきましたが、時すでに遅し。

フライパンに卵を割った時までは意識していたのに、他の事をしているうちについ忘れてしまっていたのです。

これでは娘の言った通りです。

長年の習慣とはそうそう簡単には変えられないんですね。

私にとって半熟の目玉焼きは違う意味で難しいものだったなと、テレビを見ながら思い出し、1人ニヤリとしてしまいました。

 

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