自己破産ではすべての財産はなくなってしまうのか

債務整理と聞けば自己破産(参考サイト:http://beyondbelief2006.org/)と考えている人がいるくらいですが、債務整理は自己破産だけではなく任意整理、個人再生、特定調停などがあります。しかし、自己破産以外では債務が残ってしまいますので、返済しなければなりません。自己破産ではすべての債務が免責になるので、自己破産の開始以降は債務の返済をする必要はありません。その意味においては自己破産は債務整理でももっともメリットが大きいということもできます。

しかし、自己破産はメリットだけではなくもちろんデメリットもあります。デメリットの中でも気になるのが、手持ちの財産などがすべて差し押さえられ、裸一貫でやり直しを迫られると思っている人がほとんどかも知れません。自己破産後の財産は処分され、債権者に配当されることとなりますが、すべての財産が差し押さえられて処分されるのではなく、手持ちの現金であれば99万円まで、預貯金であれば20万円まで手元に残すことができます。逆な言い方をすれば、現金の99万円以上、預貯金で20万円以上の財産は差し押さえられ、処分されてしまうということでもあります。

しかし、差し押さえられ、処分されるのは財産であり、財産と認められないものは差し押さえや処分をされることはありません。自己破産で財産として認めれられるものとしては現金、土地建物、有価証券、預貯金、自動車などがこれに当たります。これら以外のものでは財産と認められないものもたくさんあり、例えば家具や電化製品などは財産とはみなされず、差し押さえ対象物件から外されることが多いのです。それに、差し押さえや処分させるのは自己破産を申告した本人のものだけで、家族の財産についてはあたり前ですが、差し押さえや処分の対象となりません。ただし、家族が保証人になっている場合には保証人としての責任がかせられます。

しかし、注意しなければならないのは現金ならば99万円までは手元に残すことが可能でありますが、それがなぜか預貯金では20万円までと金額が下がってしまうのです。そのために自己破産の申告寸前に預貯金を現金に変えようとする人がいるのですが、自己破産寸前で預貯金を現金化してもそれは手元の現金として認められないで、預貯金と認定されることが少なくありません。

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